元検事正「地位利用」と訴因変更=部下女性への暴行事件―大阪地検



部下の女性検事に性的暴行を加えたとして、元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)が準強制性交罪に問われた事件で、大阪地検が「被告は検事正の地位を利用した」とする内容を追加した訴因変更を大阪地裁に請求し、認められていたことが28日、関係者への取材で分かった。

起訴内容に「地検トップ―部下」の関係性を明示することで、被害の実態をより具体化する狙いがあるとみられる。

北川被告は2018年9月、大阪市内の自身の官舎で、酒に酔った部下の女性に性的暴行を加えたとして、昨年7月に起訴された。

関係者によると、地検は今年6月、「被告が、検事正としての影響力を部下職員らに及ぼし得ることに乗じた」と追加した訴因変更を地裁に請求し、9月に認められた。意に反した性的行為をされ、「驚がくし、恐怖を感じた」とする女性の心境も盛り込まれたという。

〔写真説明〕大阪地検が入る庁舎=大阪市福島区(AFP時事)

2025年11月28日 20時49分


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