政府、伊方原発で原子力総合防災訓練=2万人参加、30日まで



政府は29日、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)での重大事故を想定した原子力総合防災訓練を実施した。30日まで行われ、内閣府や原子力規制委員会、周辺自治体の住民ら約2万人が参加する。同原発での事故を想定した政府の訓練は2015年以来10年ぶり。

訓練は伊方町沖を震源とする最大震度7の地震が発生したと想定。運転中の伊方原発3号機の原子炉は自動停止したが、相次ぐ設備の故障で冷却機能を喪失したとのシナリオで進められた。

29日は高市早苗首相が官邸で原子力緊急事態を宣言。自衛隊、海上保安庁の船やヘリコプターを使った避難訓練などで事故時の対応手順を確認した。

期間中は住民の広域避難やドローンによる物資搬送のほか、屋内退避する予定だった施設や家屋が損傷により使えなくなった場合に備えたテントの設営訓練も行われる。

〔写真説明〕原子力総合防災訓練で発言する高市早苗首相(左から2人目)=29日午前、首相官邸

2025年11月29日 12時37分


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