グローバルホーク展示＝機関銃搭載オスプレイも－横田友好祭

横田基地（東京都福生市など）で１４日、日米友好祭が行われ、米空軍の大型無人偵察機「グローバルホーク」や、空軍のＣＶ２２オスプレイなどが展示され多数の人が訪れた。

グローバルホークは米領グアムから台風シーズンの影響を避けるために８月から一時的に横田基地に飛来。同基地によると、現在４機展開しているという。

運用担当者のライト少佐が記者団の取材に応じ、「経験を積んだ操縦者が運用し、管制を含め日本側の協力も得ている」と安全性を強調。「グローバルホークは高高度を長距離偵察できる。任務は日米の安全保障上、非常に重要だ」と述べた。

通常の航空機が飛行しない高度５万フィート（約１万５０００メートル）以上で運用しているという。同機は航空自衛隊も導入を決め、三沢基地（青森県）に配備される。

ＣＶ２２は機内を見学でき、長い列ができた。同機は特殊部隊を戦地に運ぶのが主な任務。この日展示された機体後部には重機関銃が取り付けられていた。ＣＶ２２の展示飛行も行われ、離着陸を繰り返したり、旋回飛行したりした。友好祭は１５日も行われる。

〔写真説明〕横田基地（東京都福生市など）の日米友好祭で、展示された米空軍の大型無人偵察機「グローバルホーク」＝１４日午前 〔写真説明〕横田基地（東京都福生市など）の日米友好祭で、展示されたＣＶ２２の機体後部に搭載の重機関銃＝１４日午前 〔写真説明〕横田基地（東京都福生市など）の日米友好祭で、見学に長い列ができた米空軍のＣＶ２２オスプレイ＝１４日

2019年09月14日 21時07分

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