一般社団法人 日本電子機器補修協会
台風15号の被害を受けた千葉県では15日、夜からの激しい雨が予想される中、ボランティアによる支援活動が本格化した。県社会福祉協議会によると、鴨川市や鋸南町など14自治体で受け入れを行い、学生など多くの人が集まった。30度近い暑さが続く中、参加者らは「赤の他人ではいられない」「少しでも楽になって」と汗を流した。
千葉県内では15日も約10万戸が停電、約2万戸で断水が続いており、約280人が避難所生活を送っている。同日夜から16日明け方にかけては大雨が予想され、県などが警戒を強めている。
鴨川市では15日、約380人がボランティアに参加。がれきの撤去などに加え、雨に備えて屋根や家財をブルーシートで覆ったり、土のうを作成、配布したりする作業に当たった。
県立長狭高校(同市)3年の大久保裕介さん(18)は、市役所で土のうを配布。「同じ地域で苦労している人がいる。(復旧に)貢献したい」と話し、「(住民から)助かったと言われ、うれしかった」と笑顔を見せた。
〔写真説明〕受付に並ぶボランティア参加者=15日午前、千葉県鴨川市
〔写真説明〕土のうを作るボランティア参加者ら=15日午前、千葉県鴨川市
〔写真説明〕雨に備え、飛ばされた屋根にブルーシートを張るボランティア参加者ら=15日午前、千葉県鋸南町
2019年09月15日 23時41分
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