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グレタさん、新種の貝の名前に=昨秋の甲虫に続き



ブルネイの熱帯雨林で小さなヤマタニシ科の貝の新種を発見し、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんにちなんで命名したと、市民科学グループが21日までに発表した。この新種は殻の高さが2.7~2.9ミリ、幅が1.7~1.8ミリ。学名は「クラスペドトロピス・グレタトゥンベリアエ」とされた。

グレタさんにちなむ新種の命名は昨年10月にもあり、英ロンドンの自然史博物館が体長1ミリ弱の小さなムクゲキノコムシ科の甲虫を「ネロプトデス・グレタエ」と名付けたと発表した。グレタさんの大ファンという同博物館の男性研究者が、ケニアで1960年代に土壌とともに採集、保管されていたサンプルの中から新種を発見した。

ブルネイの熱帯雨林には市民科学支援組織「タクソン・エクスペディションズ」(本部オランダ)の自然調査拠点があり、夜に新種の生物を探していたグループが近くの川沿いの茂みで発見した。命名の理由は、気候変動により、この新種を含むヤマタニシの仲間の生息が脅かされる恐れがあるため。グレタさんに連絡を取ったところ、喜んでいるという返信があったという。

〔写真説明〕ブルネイの熱帯雨林で発見されたヤマタニシ科の新種の貝(殻の高さ3ミリ弱)。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんにちなんで命名された(タクソン・エクスペディションズ提供)

2020年02月21日 16時15分


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