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藤井聡太七段、記録携え念願の初挑戦へ=惜敗した王将戦から半年―将棋



藤井聡太七段(17)が棋聖戦の挑戦権を獲得した。数々の記録を打ち立ててきた最年少棋士が、史上最年少挑戦記録を携え、自身初の8大タイトル戦の舞台に登る。

2016年に史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。デビュー戦から無敗のまま最長記録の29連勝を達成し、全棋士参加の一般棋戦、朝日杯では2連覇。トップ棋士との対局も増える中、プロ入りから3年連続で勝率8割超えを記録するなど、堂々たる戦績を重ねている。

目下の大きな目標は8大タイトルへの挑戦、獲得。昨年2月の朝日杯2連覇の際には、「この1年、タイトル挑戦には及ばなかった。さらに力を付けたい」とタイトルへの強い思いも口にした。

最も挑戦権に近づいたのが昨年度の王将戦。昨年11月、王将戦の挑戦者決定リーグ最終戦に勝てば挑戦権獲得というところまで迫ったが惜敗した。

「結果としては実力なのかなと思う。また頑張りたい」と悔しさが垣間見えたが、藤井七段以外の6人全員がタイトル経験者という強豪ぞろいのリーグで勝ち星を重ね、あと1勝まで肉薄したことで、トップ棋士レベルの実力を示した。

それから約半年。叡王と王座を保持する永瀬拓矢2冠(27)を下して、ついに初挑戦の時を迎える。現在の将棋界最高峰の一人である渡辺明3冠(36)を相手に8日から始まる棋聖戦5番勝負は、再び「藤井フィーバー」を巻き起こしそうだ。

〔写真説明〕棋聖戦挑戦者決定戦に勝利し、最年少タイトル挑戦を決めた藤井聡太七段=4日午後、東京都渋谷区の将棋会館(日本将棋連盟提供)

2020年06月04日 20時04分


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