死体遺棄容疑で住人の男逮捕＝柏崎のアパート切断遺体―新潟県警

新潟県柏崎市のアパート一室で切断された遺体が見つかった事件で、県警柏崎署捜査本部は２２日、死体遺棄容疑で、この部屋の住人だった東京都豊島区上池袋、鉄筋工佐藤和夫容疑者（４８）を逮捕した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は２０１８年３月１２日ごろ～今月１９日の間、身元不明の切断遺体をアパート一室に遺棄した疑い。

佐藤容疑者は２２日午前、警視庁池袋署を訪問。県警は署に出向いた経緯などについて、事情を聴いていた。県警は身柄を２３日中に新潟県に移送し、経緯を詳しく調べる。

県警によると、遺体は１９日、柏崎市北半田の２階建てアパートの１階の一室で、頭部がない胴体と右脚部分が、押し入れに置かれた衣装ケースの中で袋に包まれた状態で見つかり、その後、頭部など他の部分も発見された。県警は２１日、死体損壊・遺棄事件として柏崎署に捜査本部を設置し、佐藤容疑者の行方を追っていた。

遺体の性別は男性で、４０～６０歳ぐらいとみられる。県警が司法解剖して死因を調べるとともに、身元の特定を急いでいる。

2020年10月23日 00時41分

society

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