一般社団法人 日本電子機器補修協会
那覇市が管理する公園の敷地を儒教の祖を祭る「孔子廟」として社団法人に無償提供したことが、憲法の政教分離原則に違反するかが争われた住民訴訟の上告審弁論が20日、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)であった。判決期日は後日指定されるが、年度内に憲法判断が示される見通し。
弁論で原告の那覇市の女性(92)側は、宗教的性格の濃厚な施設に、公園の広大な敷地を提供するのは特定宗教の援助に当たり、政教分離原則に反すると主張。原告の女性は出席しなかったが、「孔子廟は宗教だ。沖縄の習俗ではなく、一般市民にとってなじみがない」とする意見が読み上げられた。
那覇市側は「儒教は学問だ。孔子廟も沖縄の歴史や文化を伝える施設で、宗教性を有するとは捉えられていない」と反論した。
那覇市は2014年、社団法人の申請に基づき、市が管理する松山公園内への孔子廟の設置を許可。教養施設に当たるとして土地使用料も全額免除した。
〔写真説明〕憲法の政教分離原則に反するかが争われた那覇市の松山公園内の孔子廟=同市、2020年10月
2021年01月20日 17時32分
新潟水俣病で賠償命令=特措法対象外、
愛媛などで9人軽傷=震度6弱、被害確
愛媛、高知で震度6弱=津波なし、転倒
「阪神大震災思い出した」=深夜の大揺
輪島塗復活へ、Uターン女性奮闘=「技
窒素固定する細胞小器官発見=「ニトロ
消えぬ耳鳴り「頭の中にセミ」=偏見恐
原子炉内への核燃料搬入開始=柏崎原発
要人警護、政治家側の協力課題=単独犯
両陛下、能登被災地再訪=土砂崩れ現場
「教訓風化させず」=犠牲276人の冥
「ただ使命感だけだった」=ボランティ