運行会社社長ら、２１日にも在宅起訴へ＝軽井沢１５人死亡バス事故―長野地検

長野県軽井沢町で２０１６年、スキーツアーバスが道路下に転落し大学生ら１５人が死亡した事故で、長野地検は業務上過失致死傷罪で運行会社「イーエスピー」（東京都羽村市）の高橋美作社長（５９）と運行管理者だった元社員（５２）を、２１日にも在宅起訴する方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。

地検は、高橋社長らが、死亡した運転手＝当時（６５）＝が大型バスの運転に不慣れと認識しつつ乗務させたことが事故につながったと判断したもようだ。

事故は１６年１月１５日未明、軽井沢町の峠の下りカーブで発生。時速９６キロまで加速したバスが、ガードレールを突き破って崖下に転落した。大学生１３人と運転手ら計１５人が死亡、計２６人が重軽傷を負った。

2021年01月20日 20時41分

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