自殺の大阪メトロ社員を労災認定＝長時間労働、パワハラも

大阪メトロの経理担当の男性社員＝当時（４５）＝が、パワハラを受け昨年３月に社内で自殺した問題で、大阪西労働基準監督署（大阪市）が労災認定したことが２４日、分かった。遺族側が同市内で記者会見して明らかにした。

遺族の代理人弁護士によると、男性は５０代の男性課長から日常的に「アホ」「仕事やめてまえ」などの暴言を受け、昨年１月下旬にはペナルティーとして丸坊主になった。同じ頃、過去に発症した精神疾患が再発。直前の３週間で計１２０時間以上の時間外労働が確認され、労基署は長時間労働と再発、自殺の因果関係を認めた。

〔写真説明〕大阪メトロ（大阪市高速電気軌道）のロゴマーク

2021年06月24日 18時23分

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