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震度5弱の地震相次ぐ=山梨と和歌山で―1週間は同規模の揺れ注意



3日午前6時37分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする地震があり、同県大月市で震度5弱の揺れを観測した。午前9時28分ごろにも、紀伊水道を震源とする地震が発生。和歌山県御坊市で震度5弱を観測した。

和歌山県によると、地震直後や避難中の転倒などで5人が軽傷を負い、御坊、田辺両市役所で窓ガラスにひびが入るなど物的被害が計16件あった。山梨県によると、大月市で建物の外壁が剥がれるなど物的被害が計2件あった。人的被害はなかった。

気象庁によると、山梨県の地震は震源の深さ19キロ、地震の規模(マグニチュード、M)は4.8と推定される。震源は富士山から30~40キロ離れており、同庁幹部は「富士山の火山観測データに特段の変化はない」と話した。

一方、紀伊水道の地震は震源の深さ18キロ、M5.4と考えられる。将来懸念される南海トラフ地震との関連について、同庁は震源が浅く規模も小さいため、影響はないとみている。

比較的規模の大きい地震が相次いだことについて、同庁担当者は「日本は地震が多く、たまたま続くこともあり得る」と説明。揺れの強かった地域では1週間程度、同じ規模の地震に注意を求める一方、それ以外の地域でも日頃から地震対策を進めるよう呼び掛けた。

2021年12月03日 20時47分

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