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終始無言で切り付け=顔に深い傷、強い意志か―宮台さん襲撃事件―警視庁



東京都立大(東京都八王子市)の教授で社会学者の宮台真司さん(63)が男に襲撃され重傷を負った事件で、男は宮台さんを切り付けるなどした際、終始無言だったとみられることが2日、捜査関係者への取材で分かった。

宮台さんが皮膚の下の筋繊維に届くほど顔を深く切られていたことも判明。警視庁捜査1課は、強い意志を持って襲い掛かったとみて、逃走した男の行方を追っている。

捜査関係者によると、宮台さんは事件後、襲撃時の状況について「男は終始無言だった」という趣旨の話をした。顔の左側や右脚に深い傷を負ったほか、腕や背中、脇腹、太ももの付け根など広い範囲にけがをし、1カ月の重傷だった。

宮台さんと親交が深く、事件直後に病院に駆け付けたジャーナリストの神保哲生さん(61)によると、宮台さんは搬送後、4時間超にわたる手術を受けて入院。救急病棟に移される際に数分間、家族と言葉を交わしたが、その後は新型コロナウイルス感染防止の観点などから面会できない状態という。

宮台さんは11月29日午後4時17分ごろ、講義を終えて1人で駐車場に向かっている際、普段から人通りの少ない学生会館北側の路上で突然、後ろから襲撃された。

男は20~30代とみられ、身長180センチ前後。ニット帽をかぶってマスクを着用し、黒っぽいジャンパーと黒いズボン姿だった。

〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区

2022年12月02日 18時05分


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