一般社団法人 日本電子機器補修協会
太陽系外から飛来したことが2017年に初めて確認された小天体「オウムアムア」が加速しながら遠ざかったのは、表面下の氷に含まれていた水素ガスが放出された影響の可能性が高いと、米カリフォルニア大とコーネル大の研究チームが22日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。オウムアムアは当初、細長い葉巻形と推定され、不自然と思える動きから異星人の宇宙船との説もあったが、改めて否定した。
オウムアムアの大きさは大望遠鏡で観測してもはっきりせず、現在は縦115メートル、横111メートル、厚さ19メートルぐらいの円盤状ではないかとみられている。別の惑星系で形成されてはじき出された後、太陽系にたどり着くまでに長年、宇宙の放射線にさらされたため、氷の内部で水素ガスが発生。太陽に接近して温度が上昇し、外に放出されたと考えられる。
太陽系の外縁部から太陽に接近する彗星(すいせい)の場合は、大量のガスやちりを放出して本体を包む「コマ」や長い「尾」ができる。オウムアムアは彗星に比べて非常に小さいため、少量の水素ガスの放出でも加速したり、軌道が変わったりするという。
〔写真説明〕太陽系外から飛来したと2017年に初めて確認された小天体「オウムアムア」の想像図。白いもやは放出された水素ガス(NASA、ESAなど提供)
2023年03月23日 01時12分
宝島さんと都内空き家で接触か=逮捕の
旅客船事業の規制厳格化=海保は救助体
追悼式で遺族ら献花=犠牲者の冥福祈る
車から宝島さん妻の免許証、血痕も=発
米グーグルに初の行政処分=ヤフー広告
海洋観測艦派遣し深海調査=ヘリ事故、
事件前、粘着テープやガソリン購入=逮
災害伝承碑「活用を」=地図記号発表か
紅麹被害、実態解明急ぐ=機能性食品、
進まぬ公費解体、復興に影=申請、いま
対潜水艦戦、高度な訓練=中国抑止、現
海自ヘリ2機墜落、空中衝突か=1人死