柏崎6号機への核燃料搬入開始=東電



東京電力は10日、停止中の柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で、原子炉内への核燃料搬入作業を開始したと発表した。再稼働に向けて必要な検査の一環で、872体の搬入を終えるのに2週間以上かかる見通し。

その後、非常用炉心冷却系機能などの検査を1カ月半程度かけて行い、問題がなければ、7号機に続いて6号機も再稼働の準備が整うことになる。

実際に再稼働するには地元自治体の同意が必要となるが、同県の花角英世知事はまだ態度を明らかにしていない。

県は再稼働に関する公聴会を8月末まで実施するとしており、知事の判断は秋以降にずれ込む見通し。

〔写真説明〕東京電力柏崎刈羽原発(奥)=2024年8月、新潟県(AFP時事)

2025年06月10日 19時08分


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