
佐賀県警のDNA型鑑定不正問題で、特別監察を終えた警察庁の楠芳伸長官は4日の定例記者会見で、「緻密かつ適正な捜査の重要な柱であるDNA型鑑定に対する国民の信頼を損なったことを重く受け止めている。再発防止策を確実に実施し鑑定の信頼回復に努める」と述べた。
楠長官は科学捜査研究所元職員による不適切な取り扱いが新たに110件見つかったことについて、「県警の調査に不十分な点が認められた。専門性が高い調査に一県警で当たることには限界がある」と総括。同種事案が発覚した場合は直後から職員を派遣するなど警察庁の関与を強める考えを示した。
〔写真説明〕佐賀県警のDNA型鑑定不正問題に対する特別監察を終え、定例記者会見に臨む警察庁の楠芳伸長官=4日午前、同庁
2026年06月04日 12時07分