
鮮烈なプロ1号だった。1点リードの五回2死一塁。阪神の大物ルーキー立石が、巨人の新人竹丸とのドラフト1位対決で直球を捉えると、打球は右翼席へ一直線。「強いスイングができた。何とか一発が打てて自分でもほっとした」と率直に喜んだ。
19日のデビュー戦から4試合連続安打で自信を膨らませていた。試合前の打撃練習では柵越えを連発。巨人との3連戦は全て1番を任された。大きな期待を背負っても「丁寧に1試合ずつこなしていくだけ」と重圧はなかった。
一回は右飛、三回は二ゴロに倒れたがスイングに迷いはなく、第3打席で殊勲の一発。これで5連続試合安打とし、七回にも中前打。3試合連続で複数安打と打点をマークした。22歳がチームを今季初の5連勝に導いた。
前の試合までは左翼を守ったが、この日は初めて本職の三塁で先発出場。藤川監督の期待の大きさをうかがわせる。立石は「この一本で終わらず、試合を重ねるごとにどんどん打っていけたら」。目標に掲げる2桁本塁打は軽く達成しそうな勢いだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕立石正広選手
2026年05月24日 19時34分