歴史刻んで夢見心地=今村聖奈、GI初制覇に感慨―競馬オークス



重い扉をこじ開けて歴史を刻み、とびきりの笑顔がはじけた。ジュウリョクピエロに騎乗した今村聖奈が、JRA所属の女性騎手として初のGI制覇をクラシックレースで達成。「ジョッキーは負けることが大半の職業。夢を見ているみたい」。東京競馬場は大歓声に包まれ、拳を何度も握って応えた。

ゴール寸前で抜け出した。序盤はスローペースで進み、最後の直線を中団の後方で迎えた。馬と馬の間を縫うようにして前へ。最後は首差で差し切った。

今村は滋賀県出身の22歳で、2022年にデビュー。1年目は重賞で勝つなど順調だったが、その後は思い描いたキャリアとの違いに苦しんだ。「けがもしたし、しんどかった」。それでも「こつこつやることが大事」と、地道に努力を重ねてきた。

GIではこれまで今村も含めた3人のJRA所属女性騎手が計8戦に騎乗してきたが、いずれも高い壁に阻まれてきた。「きょうは私とジュウリョクピエロが、たくさんの人に夢と希望を与えられたならうれしい」。中央競馬で新たな可能性を示し、感慨に浸った。

【時事通信社】 〔写真説明〕第87回オークスを制し、ジュウリョクピエロの馬上で喜ぶ今村聖奈騎手=24日、東京競馬場 〔写真説明〕第87回オークスを制し、ガッツポーズする今村聖奈騎手(右端)とジュウリョクピエロ=24日、東京競馬場 〔写真説明〕第87回オークスを制したジュウリョクピエロと記念撮影する今村聖奈騎手(左端)ら=24日、東京競馬場

2026年05月24日 20時58分


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