
【モンテレイ(メキシコ)時事】サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に臨む日本代表は、メキシコのモンテレイで暑熱対策を兼ねた事前合宿を終えた。W杯開幕を目前とする森保ジャパンの仕上がりを最終チェックする。
◇入念に連係確認
日本との時差もある中、3日の初練習から調整は徐々にペースアップ。報道陣にも公開された時間帯では、得意のサイドチェンジやクロスから崩す形を繰り返した。高さもあるオランダを意識し、GK陣はクロス対応の練習にも時間を割いた。
ボールを失わないことを目的としたスローインからの連係プレーも入念に確認。小川(NECナイメヘン)は「地味だが、試合の中ではたくさん起こること。細かいことでも、W杯のためになる」と成果を期待する。
状態が懸念された冨安(アヤックス)の調子も上向きだ。「ずっとアヤックスの練習は継続してやっていたので」と本人。ゲーム形式では、対人に強い上田(フェイエノールト)をねじ伏せる場面も披露し、本来の切れを取り戻しつつある。
7日のU19との練習試合は、初戦のオランダを「仮想」しながら35分を4本実施。冨安、鎖骨を骨折していた鈴木唯(フライブルク)共に70分プレーできたのは、開幕への明るい材料だろう。
遠藤(リバプール)の状態は気がかりだが、瀬古(ルアーブル)をボランチで試すなど全体の調整は順調に進む。初戦まで1週間。森保監督は「チームとして水漏れがないように、連係の部分は高めていかないといけない」。事前合宿で見えた課題と向き合い、最後の仕上げに入る。
【時事通信社】
〔写真説明〕練習する冨安=6日、メキシコ・モンテレイ
〔写真説明〕W杯の事前合宿地で取材に応じる森保監督=7日、メキシコ・モンテレイ
2026年06月09日 07時13分