対戦予測は複雑に=日本代表の分析担当「全く違う大会」―W杯サッカー



サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会には史上最多の48チームが参加する。日本代表の分析担当スタッフにとっては、対策を練る相手の候補が増える。リーダーの寺門大輔さん(51)は「あらゆる可能性がある。(今までとは)全く違う大会だという位置付け」と話す。

1次リーグは各組4チームずつで、12組に分かれて戦う。各組2位までに加え、3位のうち成績上位の8チームも決勝トーナメントに進める。1回戦では、F組の日本は1位、2位突破なら、それぞれC組の2位、1位と対戦。分析対象は同組のブラジル、モロッコなど4チームとなる。

ここまでは32チームが出場した前回カタール大会までと似た形だが、日本が3位で通過すると組み合わせは極めて複雑になる。どの組の3位チームが勝ち上がるかによって対戦相手が決まり、候補は20チームに上る。さらに2回戦では、ほぼ全てのチームと当たる可能性がある。

試合に向けた準備の量の差は歴然だ。前回大会中に分析担当者が疲弊してしまった反省を生かし、スタッフを増員。東大、筑波大の学生やJリーグクラブのアナリストにも力を借りる。各試合に向け、「あらゆる手段を使って、想定外をなくしていかないといけない」と寺門さん。万全の準備が必要になる。

日本が目標とするのは優勝。決勝までの試合数も前回までから一つ増えて8試合となった。「勝ち進んでいっても、同じクオリティーで、同じサポートが、選手や監督にできる体制をつくってきた」。総力が試される大会となる。(モンテレイ時事)。

【時事通信社】 〔写真説明〕取材に応じる日本代表分析担当の寺門大輔さん=5月7日、千葉市

2026年06月09日 14時31分


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