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すがすがしい2個目の銀=富田、世界との差を痛感-世界パラ競泳



「3強」の争いとなった男子400メートル自由形決勝。富田が自己ベストをマークして手にした2個目の銀メダルは、優勝したオランダ選手とは4秒余りの差があった。「今の僕には出せないタイム」。すがすがしい表情で負けを認めた。

序盤は隣の中国選手がレースを引っ張る展開。「ラストは必ず追い抜ける自信があった」。言葉通りに終盤で逆転したが、ギアを入れたオランダ選手には振り切られた。

代表入りを逃したリオデジャネイロ・パラリンピックの翌年に障害が最も重いクラスに変更され、東京大会でメダルを狙える存在に。初めて臨んだ世界選手権は、他の国際大会とは「全く違う」という。ライバルの成長の早さを痛感し、「日本全体でもっと危機感を持って取り組めるように変わっていかなければいけない」と強調する。

東京大会の代表入りは、来年3月の選考会まで持ち越された。「競泳人としての技術をもっと身に付けたい」。たゆまぬ努力を積み重ね、1年後の頂点を目指す。

【時事通信社】 〔写真説明〕男子400メートル自由形(視覚障害S11)で力泳する富田宇宙=15日、ロンドン(EPA時事)

2019年09月16日 09時28分


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