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ホンダF1「リスク最小限に」=舞台裏で新型肺炎対策



自動車のF1シリーズは世界を転戦して開催されるだけに、新型コロナウイルスの影響は避けて通れない。開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP)の決勝は3月15日。F1に参戦しているホンダにも、その余波が及んでいる。

「(移動の)フライトも含めてリスクを最小限にとどめるよう手配を開始した」とホンダ関係者。昨年までは、英国・ミルトンキーンズの「前線基地」の技術者らは、開幕戦が行われる豪州への移動前に栃木県さくら市のホンダF1の開発拠点に寄り、ミーティングしていたが、今年は取りやめた。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、既にイスラエルが日本からの入国制限措置を実施したように、豪州政府が日本からの入国を拒否する可能性が捨て切れないからだ。

ホンダF1の山本雅史マネージングディレクターは「基本的に英国に駐在しているスタッフで戦い、どうしても必要だという日本のスタッフは今から英国に渡航し、そこから直接、豪州へ飛んでもらう方向で動きだした」と説明する。

今季のF1は史上最多の22戦が組まれているが、新型肺炎拡大の影響で既に第4戦中国GPの延期が決定。4月5日決勝の第3戦ベトナムGPの開催も不透明だ。

レッドブル、アルファタウリ両チームにパワーユニットを供給するホンダ。スペインでの合同テストは順調に進んでいるが、舞台裏では新型ウイルスへの対応を余儀なくされている。

【時事通信社】 〔写真説明〕第1回合同テストでフェルスタッペンがステアリングを握るレッドブル・ホンダのF1マシン=21日、スペイン・モントメロ(AFP時事)

2020年02月27日 05時18分


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