しのいだヤンキース田中＝米大リーグ

毎回走者を許しながらも２失点でしのぎ、ヤンキースの田中は「何とか試合はつくれた。ストレスがかかるイニングが多かった」。ほっとした様子で振り返った。

二回に高めの速球を２階席まで運ばれる先制２ランを浴びた。同点の三回には２死から連続四球と内野安打で満塁としてしまい、首をかしげる場面もあったが、何とか勝ち越しは許さなかった。

開幕前に打球が頭に当たるアクシデント。ブーン監督が「まだ投球をつくっている段階」と話すように、調整の途上で開幕を迎えた。球数が制限される中、この日は四回を終えて６６球で交代。田中にとっては物足りない数字だが、「間違いなくステップアップにつながる試合」。本来の姿でマウンドに上がる日に、また一歩近づいた。（ニューヨーク時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕ブレーブス戦に先発、力投するヤンキースの田中＝１２日、ニューヨーク

2020年08月13日 13時05分

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