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マジック減らす2ラン=岡本がチームに活力―プロ野球・巨人



主砲のバットが巨人に活力を注ぎ込んだ。岡本が放った2ランは、試合を決めるに十分。自身とチームの復調を示す一発だった。

一つのアドバイスが効いた。第1打席で捕邪飛に倒れると、原監督に声を掛けられた。「グリップに力が入り過ぎている。もう少し力を抜いて」。これを三回無死一塁で生かす。真ん中の直球をバックスクリーンへ豪快にたたき込んだ。「チャンスで凡退していた。つなぐ意識がいい結果になった」。三塁を回ると笑みを浮かべた。

調子は下降気味だった。この3連戦は1戦目、2戦目とも安打なし。このアーチが12打席ぶりの安打となった。24歳を突き動かしたのは使命感だ。「得点圏の時は走者をかえし、走者がいないならチャンスメークを」。この日計3打点で81打点となってセ・リーグトップの座に返り咲き。26号本塁打でトップの大山(阪神)に並んだ。

チームの6試合ぶり勝利に道筋をつけ、優勝マジックも6に減った。「個人タイトルは意識しない。勝利に貢献する打撃をしたい」。もう足踏みはいらない。栄光のペナントへ向け、ラストスパートをかける。

【時事通信社】 〔写真説明〕3回、2ランを放つ巨人の岡本=22日、神宮

2020年10月22日 22時48分


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