一般社団法人 日本電子機器補修協会
春夏の甲子園大会中止という未曽有の事態と向き合った今年の高校生。アピールの機会は限られ例年より目立たないが、右の好投手がそろった。
実績と能力で世代トップを走るのが高橋(愛知・中京大中京)だ。昨秋の明治神宮大会で優勝。奈良・智弁学園と対戦した今夏の甲子園交流試合では、終盤のピンチを150キロ超の速球でねじ伏せ、「勝てる投手」の力を示した。当初は進学希望だったが、今月6日に一転プロ志望を表明。上位指名間違いなしの素質の持ち主だけに、「彼がいるといないでかなり違う。うれしい悲鳴」(ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク)という声が上がる。
高橋とともに名前が挙がるのが中森(兵庫・明石商)と山下(福岡大大濠)。2年時に春夏の甲子園で4強入りした中森は、試合をつくれる安定感に定評がある。
甲子園出場経験のない山下だが、長身から投げ下ろす速球が魅力。球種が直球とカーブだけという、未完成がゆえの将来性を期待される。甲子園交流試合で151キロを計測した小林(智弁和歌山)も上位候補だ。
野手の注目は中森とチームメートの来田。粗削りだが俊足強打の外野手で、2年春の選抜大会準々決勝でサヨナラ本塁打。一回には先頭打者本塁打も放った。
神奈川・東海大相模の山村、鵜沼、西川は2年生の時から強豪校で主力を張った実力者。三拍子そろった中山(中京大中京)と守備がいい土田(滋賀・近江)は、ともに合同練習会で注目を集めた好遊撃手だ。
【時事通信社】
〔写真説明〕中京大中京高の高橋宏斗=8月12日、甲子園球場
2020年10月23日 07時23分
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