一般社団法人 日本電子機器補修協会
際どい一番を制した正代は、安堵(あんど)の表情を浮かべながら花道を引き揚げた。大関在位2場所目ながら、かど番だった場所で10日目に勝ち越し。「場所前から、だいぶ追い込まれたというか、精神的に余裕がないところもあった。今は安心している」。思わず本音が漏れた。
我慢してつかんだ白星だった。立ち合いから流れは遠藤。右上手を許して攻め込まれた。それでも強引に投げを打ちながら踏ん張ると、さらに相手が出てきたところを右から押しつぶすように逆転の突き落とし。物言いがついたが、軍配通りの決着となり、「勝った8番の中で、一番余裕がなかったかもしれない。最後まで諦めなかったことが勝ちにつながった」と振り返った。
トップの大栄翔を1差で追う優勝争いの上でも、大きな白星となった。「とりあえずひと息つけるかな。残り全部勝てるように、また集中し直して頑張らないといけない」。今場所は両横綱が不在で、この日から貴景勝が休場。朝乃山と共に看板力士としての責任がある。重圧から解放された正代が、2度目の賜杯へ全力を注ぐ。
【時事通信社】
〔写真説明〕正代(右)は遠藤を突き落としで下す=19日、東京・両国国技館
2021年01月19日 20時35分
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