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巨人平内、挫折を糧にたくましく=はい上がってきた本格派―プロ野球・ドラ1位始動



いくつもの試練を乗り越え、真っさらな気持ちで夢舞台に挑む。巨人のドラフト1位新人、平内龍太投手(亜大)は「開幕1軍に入り、新人王を狙えるように頑張りたい」。簡潔な言葉に決意を込めた。

最速156キロの直球を武器とする本格派右腕だ。昨年は東都大学秋季リーグ戦で8季ぶり優勝に貢献し、自身も最高殊勲選手(MVP)に。輝かしい実績の一方、それまでは苦難の連続だった。

2016年のドラフト会議。兵庫・神戸国際大付高3年生だった平内は、指名漏れで挫折感を味わった。夢を追うには何が必要か。「中途半端より、厳しいところ」との思いで亜大の門をたたく。進学後も1年時に2度故障。昨年3月には右肘の手術を受け、7月まで練習でも投げられなかった。

それでも、はい上がってきた。2年生の冬から上半身の筋力強化に励み、最速は10キロアップ。今は「160キロが目標」と笑う。この直球を生かすため、自信のなかったフォークも磨いた。「ここまで成長できたのは、この4年間のおかげ」。雌伏の時は、最後のリーグ戦で結実した。

新人合同自主トレーニング初日の14日。左手の新しいグラブからは、大学時代に刺しゅうしていた指名漏れの年月日が消えていた。持論は「いい球を投げるのが好投手、勝てるのが一番いい投手」。悔しさの跡地に、今度は大きな夢を描く。

【時事通信社】 〔写真説明〕新人合同自主トレーニングでキャッチボールする巨人の平内=14日、川崎市のジャイアンツ球場

2021年01月20日 07時21分


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