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重い突き押し、力強く=本領発揮の大栄翔―大相撲春場所



ひるまなかった。大栄翔は阿炎のもろ手突きにのけ反りながらも、下がることなくあてがって応戦。圧力をかけ、相手がたまらず引いたところで一気に前へ。力強く押し出した。

ともに優勝経験者で、幕内での過去の対戦成績は7勝7敗。同じ突き押しを得意とする相手を下し、「先に、先にのイメージでやった。こういう相撲を取ったら乗っていける」。7日目に初黒星を喫したものの、攻め込んでからの逆転負け。下を向く内容ではなかった。前に出る姿勢を貫いたことも、連敗しなかった要因だろう。

重い突き押しを武器に、2年前の初場所で初賜杯を抱いた。その後、成績に波があったが、先場所では4場所ぶりに2桁白星。思い切りの良さが光り、土俵下の浅香山審判長(元大関魁皇)は「力強さが戻ってきた」と評価する。

埼玉栄高の後輩に当たる貴景勝が7日目から休場。横綱、大関がいずれも不在となる異例の事態で、三役陣ではただ一人、1敗を守る。「(優勝は)もちろんしたいが、あと半分ある。一日一番、集中でやる」。混戦模様の今場所。役力士が意地を見せようとしている。

【時事通信社】 〔写真説明〕大栄翔(左)は阿炎を押し出しで下す=19日、エディオンアリーナ大阪

2023年03月19日 20時38分


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