DeNA打線、いきなり爆発=一回に一挙9点で大勝=プロ野球



湿っていたDeNA打線が、いきなり爆発した。一回に打者13人、30分近い猛攻で9得点。最近4試合、全て2得点以下だった中で中日の涌井をノックアウトし、敵地を騒然とさせた。

積極的な姿勢が実った。先頭の桑原が初球をたたいて右前打。2番蝦名は2球目を中前打として好機をつくると、続く佐野の打ち取られた当たりが中前打となって先制。直後、4番牧は初球の甘いシンカーを引っ張り、左翼へ3ランを運んだ。主砲は「前の打者がつないでくれた。佐野さんの先制打のおかげで、リラックスして良い形で捉えることができた」。

勢いは止まらず、6番京田まで6連打。2死後、再び打席を迎えた桑原は初球の変化球を打って2点打。蝦名、佐野もこの回2安打目となる適時打を放ち、一回だけで今季最多得点を挙げた。

終わってみれば17安打12得点。主に1番に入っていた新人の度会を初めて外すなど、スタメンの組み替えが奏功した。ヤクルトと並び最下位で4月を終え、反撃をにらむ5月を派手に発進。三浦監督は「久々に打線がつながった。弾みにしていかないといけない」と語った。

【時事通信社】 〔写真説明〕1回、先制の適時打を放つDeNAの佐野=1日、バンテリンドーム 〔写真説明〕1回、3ランを放ち喜ぶDeNAの牧(中央)=1日、バンテリンドーム

2024年05月01日 22時02分


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