バスケット協会、海外組の「窓口」設置へ＝三屋会長、八村の批判受け
日本バスケットボール協会（ＪＢＡ）の三屋裕子会長は３０日、米プロ協会（ＮＢＡ）のレーカーズに所属する八村塁が男子日本代表を巡って批判を繰り返していることを受け、東京都内で取材に応じた。海外で活動する選手とのコミュニケーションについて「何となく気心が知れている人間に任せてしまっていた」として、窓口となる責任者を置く考えを示した。
八村はトム・ホーバス監督の続投にも不満を述べている。三屋会長は「価値観の違いはある。丁寧に個別に対応し、少しでも溝が埋まるように最大限努力すべきだ」と話した上で、「（続投は）正式なプロセスを踏んでいる。彼を全力でサポートしていく」と強調した。
ＪＢＡのアスリート委員会を通じ、選手の声を吸い上げる仕組みの必要性にも言及。「選手が安心してバスケットができる環境をつくらないといけない」と語った。
【時事通信社】
2024年11月30日 17時36分
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