久保、主役の自覚=「10番」「主将」で覚悟―サッカーW杯予選



ホームで迎えたW杯予選の最終戦。久保は背番号10を着け、初めて主将マークを託された。「いい意味で動揺した」と言うが、期待を裏切らぬ1ゴール2アシストの活躍で「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選出。文字通り主役となった。

落ち着きが際立った。1点リードした直後のキッカーを務めたCK。ゴール前での混戦から、素早く足元でコントロールして右足で決めた。点差を広げ、両膝でピッチを滑って喜びを表現。さらに前半終了間際には中央でボールを呼び込み、鎌田の得点につながる縦パス。後半にも浮き球のパスでアシストをマークした。

招集を見送られた主力もいる中でメンバー入り。森保監督は経験の浅い選手が多い顔触れのまとめ役として期待した。「リーダー気質ではない。リーダーとして何かを求められるなら、ピッチ内で見せたい」と語っていた通り、結果で示した。

逸材として早くから大きな期待を背負った。所属クラブでは活躍しながらも、A代表ではもどかしい時間が続いた。前回のW杯最終予選は4試合出場で無得点だったが、今回は9試合で3ゴール。確かな成長の跡を示した。

4日で24歳になったばかり。プレスの先導役となり、味方にラインを上げるように促す姿にも自覚がにじむ。主将の遠藤を手本に「切り替えは誰よりも早くやろうと心掛けていた」。10番を着けた背中は、少し大きくなったように見えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕インドネシア戦の前半、ゴールが認められ喜ぶ久保=10日、大阪・パナソニックスタジアム吹田 〔写真説明〕インドネシア戦の前半、ゴールを決めて祝福される久保(右)=10日、大阪・パナソニックスタジアム吹田

2025年06月10日 23時10分


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