一般社団法人 日本電子機器補修協会

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盆栽用語一覧

盆栽に関する用語集の後半です。







は~わ行

ハサミ作り【はさみづくり】
剪定だけによって小枝を作る方法。

走り枝【はしりえだ】
全体の輪郭に対し極端に勢いが強く、大きく伸びた枝のこと。放置しておくとますます樹勢が偏り、枝元がゴツくなったり細い枝が枯れてしまったりする。必要のないものは早めに切除するか、可能なものはコケ順の良い位置で立て替えを行なう。

はずみ【はずみ】
盆栽の枝表現におけるリズムのようなもの。一般に盆栽の姿とは、幹筋の大きな流れに対して枝の場所や長短で変化がつき、躍動感、すなわちはずみが出てくるものである。

ハネ出し【はねだし】
根連なりや寄せ植えなどの多幹樹形で、そのうちの一本(または二本)が左か右にポツンと離れてあること、またはあるものを指す。

葉水【はみず】
葉に水をかけること。葉の表面温度や湿度を調節する事が狙い。特に植え替え直後の根量が大幅に減った状態の時や、夏の暑い時などは、葉水を行うことで葉からの蒸散量を抑えることができる。

針金かけ【はりがねかけ】
幹や枝に針金を巻きつけて模様を入れ、姿を整えることを言う。

肥培【ひばい】
人為的に樹に養分を補給してやること。太らせるためや元気をつけるためなど様々な目的がある。

ふところ【ふところ】
枝葉に隠れた盆栽の内側の総称。特に幹に近い根本部分を指す事が多い。

水切れ【みずきれ】
鉢土内の水が不足すること。葉先が萎れたり葉枯れのような症状を見せる。

ミドリ摘み【みどりつみ】
ミドリとはまだ葉の開いてこない新芽のこと。春先にミドリを摘んで樹勢バランスを調整してやることを言う。

むろ【むろ】
冬場の保護をするための保護設備の総称。寒さのピーク前に樹をここに取り込むことをムロ入れと呼び、春先にここから出すことをムロ出しと言う。ムロは寒風、積雪、霜、鉢の凍て割れなどから守れる締め切った室内であれば良い。

芽あたり【めあたり】
通常の芽でなく、まだ芽とも言えない大きさの芽が出てきた状態またはその場所を指す。

芽起こし【めおこし】
針金整姿などの際、枝先の芽を上方向に起こした形に整えること。見た目にもきれいだが、通風・日照条件など培養面の条件向上が第一目的。

芽押さえ【めおさえ】
新芽を針金で伏せ込む作業。春先に出た新芽は勢いがあり、殆どの樹で斜上する。放置していると見栄えが悪いので盆栽形成にとって重要な作業といえます。

芽切り【めきり】
クロマツで春に出た芽を6月頃に一度切り取り、それから出た二番芽を育てる技術。芽力の平均化、葉の枚数を増やす、葉の長さを揃える目的のために行われます。

芽接ぎ【めつぎ】
接ぎ木の一種で樹木の芽の部分を枝や幹に接ぎ込むこと。フトコロなど樹形形成上必要な部分に枝を作るケースや、葉性を変えるために行われる。

芽摘み【めつみ】
春先から伸びだす新芽を摘むこと。樹勢の格差を平均化する目的がある。

持ち込み【もちこみ】
盆栽として鉢に入れられ培養されてきた年月、経過のこと。「持ち込みが古い」などどいう使い方。

基細【もとぼそ】
枝や幹の付け根が細い、もしくは細く見えること。見る側に不安定な印象を与え、好ましくない。

役枝【やくえだ】
樹形上の骨格を決める枝。簡単に言うと役割のある枝のこと。一の枝、二の枝などを指すが、差し枝や受け枝など全てが含まれる。

灼け込む【やけこむ】
太枝が枯れた時、その部分から真下に向かって枯れ込んでいくことを指す。

山採り【やまどり】
盆栽素材の入手方法の一つ。山に自生している自然木を掘り起こして鉢に入れ活着させること、またはその素材を指す。

癒合剤【ゆごうざい】
枝抜き跡に残る傷口を早く癒やすために塗る薬剤。傷口の乾燥を防ぐようにペースト状に練られたものが一般的で、根抜き跡に塗る。