週明け6日午前の東京株式市場で、日経平均株価は一時、4万7000円を大きく上回り、取引時間中の史上最高値を更新した。積極財政を掲げる高市早苗前経済安全保障担当相が自民党の新総裁に選出され、幅広い銘柄に買いが入った。日経平均の上げ幅が前週末比1900円を超える場面もあった。午前9時半現在は1738円04銭高の4万7507円54銭。
東証株価指数(TOPIX)も取引時間中の最高値を更新した。午前9時半現在は前週末比73.37ポイント高の3202.54。
東京外国為替市場では、円相場が1ドル=149円台後半に急落した。高市氏の自民党総裁選勝利を受けて日銀の早期利上げ観測が後退し、円売り・ドル買いの動きが広がった。午前9時現在は149円57~59銭と、前週末比2円17銭の大幅な円安・ドル高。
【時事通信社】
〔写真説明〕4万7000円を超えて取引時間中の史上最高値を更新した日経平均株価を示す東京証券取引所のモニター=6日午前、東京都中央区
〔写真説明〕4万7000円を超えて取引時間中の史上最高値を更新した日経平均株価を示すモニター=6日午前、東京都中央区
〔写真説明〕1ドル=149円台後半に急落した円相場を示すモニター=6日午前、東京都中央区
2025年10月06日 10時34分