ソロモン諸島、新首相にマネレ氏=外相から昇格、親中路線継続へ



【シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島の議会(一院制、定数50)は2日、新首相に与党などが推したジャーマイア・マネレ氏を選出した。マネレ氏は、中国と緊密な関係を築いたソガバレ前政権で外相を務めており、親中路線の外交は継続される見通しだ。

4月の総選挙を受け、新議員による首相指名選挙が無記名投票で行われ、マネレ氏が過半数の26を上回る31票を獲得。18票だった野党連合指導者のマシュー・ワレ氏を破った。

マネレ氏は就任後、「国家と国民の利益のために使命を果たす。われわれは一つの国、一つの人民だ」と述べ、団結を呼び掛けた。

〔写真説明〕ソロモン諸島のマネレ新首相=2019年9月、北京(AFP時事)

2024年05月02日 12時21分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース