藤井五冠が竜王初防衛=「結果出せうれしい」―将棋



将棋の藤井聡太竜王(20)=王位、叡王、王将、棋聖と合わせ五冠=に広瀬章人八段(35)が挑戦する第35期竜王戦7番勝負の第6局が2、3両日、鹿児島県指宿市で指され、先手の藤井五冠が113手で勝ち、4勝2敗として竜王のタイトル初防衛を決めた。

終局後の記者会見で、藤井五冠は「今期を振り返って、途中苦しい将棋が多かった。防衛という結果を出すことができ、うれしく思う」と語った。

竜王2連覇により、現在保持する五つのタイトルのうち四つを防衛した。来年1月から五つ目の防衛戦となる王将戦7番勝負に臨む。羽生善治九段(52)とのタイトル戦初顔合わせとなり、「対戦できることを非常に楽しみにしています」と話した。

〔写真説明〕第35期竜王戦七番勝負第6局、感想戦で対局を振り返る藤井聡太竜王=3日午後、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」(代表撮影) 〔写真説明〕第35期竜王戦で初防衛を果たし、花束を手に笑顔を浮かべる藤井聡太竜王=3日、鹿児島県指宿市

2022年12月03日 19時52分


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