閣内トップ、茂木氏１．５億円＝麻生氏、安倍首相が続く―１８年政治資金

２０１８年の政治資金収支報告書を基に、安倍晋三首相と第４次安倍再改造内閣の閣僚の収入を比較したところ、茂木敏充外相が１億５５０２万円で首位となった。前年１位の麻生太郎副総理兼財務相が１億５１５６万円で２位に後退。首相は１億４０３３万円で３位だった。

総務相や各都道府県選挙管理委員会に提出された報告書のうち、各氏が代表を務める政党支部と資金管理団体の合計を比べた。４位以下は武田良太国家公安委員長、西村康稔経済再生担当相、小泉進次郎環境相と初入閣組が続き、８位の加藤勝信厚生労働相までが１億円を超えた。

茂木氏は経済再生相だった１８年に、東京都内で３回、宇都宮市で１回開いたパーティーで計８４６７万円を集めた。麻生氏は企業・団体献金が最多の６７８３万円。１８年３月に開催したパーティーでは、１回で６１６６万円を稼いだ。

首相は個人献金で最多の２１２６万円を集めた。パーティーを含む事業収入では、武田氏が１億７５４万円でトップだった。

【時事通信社】

2019年12月06日 17時17分

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