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公明幹事長に石井氏=山口代表、世代交代図る



公明党の山口那津男代表は26日、党執行部人事で斉藤鉄夫幹事長を交代させ、後任に石井啓一幹事長代行(62)を起用する方針を固めた。27日に東京都内で開かれる党大会で発表する。政調会長に竹内譲衆院議員(62)、選対委員長には西田実仁参院会長(58)を充てる。複数の同党幹部が明らかにした。

山口代表はかねて世代交代を進める必要性に言及していた。17日には執行部人事について「政治の安定確保」に加え「党の新陳代謝、いわば若返り」に配慮しながら体制をつくっていきたいと述べていた。斉藤氏は副代表に就く見通し。高木陽介国対委員長は留任する。

石井氏は党政調会長、国土交通相を歴任。党内では将来の代表候補との見方が出ている。発信力不足が課題とされ、次期衆院選や来年の東京都議選などで党勢回復に向けて手腕を発揮できるかが問われる。

党大会では山口氏の7選を承認。幹事長報告のほか、新役員が発表される。

【時事通信社】 〔写真説明〕石井啓一

衆院議員

2020年09月26日 20時05分


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