岸田首相、海自ヘリ墜落「重く受け止める」=木原防衛相が安全徹底指示



岸田文雄首相は22日の衆院予算委員会で、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機の墜落事故について「重く受け止め、自衛隊機の安全な運航に万全を期したい」と述べた。フライトレコーダーが近い場所で回収されているとして「2機が衝突して墜落した可能性が高いと報告を受けている」と説明した。

2機には計8人が搭乗し、1人が救助されたが死亡が確認された。首相は「殉職した隊員に心から哀悼の意をささげるとともに、引き続き行方不明者の捜索、救助に全力を尽くしたい」と語った。

木原稔防衛相は防衛省で記者団に対し、陸海空3自衛隊に航空機の安全管理徹底を求める防衛相指示を出したと説明。「今後しっかりと事故原因を究明し、必要な対策を取る」と述べた。

【時事通信社】 〔写真説明〕首相官邸に入る岸田文雄首相=22日午前、東京・永田町 〔写真説明〕記者団の取材に応じる木原稔防衛相=22日午前、防衛省

2024年04月22日 11時47分


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