米テスラ、4年ぶり減収=米中で販売伸び悩み―1~3月期



【ニューヨーク時事】米電気自動車(EV)大手テスラが23日発表した2024年1~3月期決算は、売上高が前年同期比9%減の213億100万ドル(約3兆3000億円)、純利益が55%減の11億2900万ドルだった。減収となるのは、コロナ禍の影響があった20年4~6月期以来、約4年ぶり。主要市場の米国や中国で販売が伸び悩んだことが打撃となった。

米国などでは昨年ごろから、日本勢が強みを持つハイブリッド車(HV)の売れ行きが伸びている。マスク最高経営責任者(CEO)は決算説明会で「多くのメーカーがEVではなくプラグインハイブリッド車(PHV)を追求しているが、間違った戦略だ」と指摘。「EVが最終的に市場を独占する」と強調した。

【時事通信社】 〔写真説明〕テスラの充電ステーションで充電される同社の電気自動車(EV)=2023年2月、米バージニア州フォールズチャーチ(AFP時事)

2024年04月24日 09時00分


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