ロシア国防次官を拘束=収賄容疑、ウクライナ侵攻中に異例



ロシア連邦捜査委員会は23日、収賄容疑でチムル・イワノフ国防次官を拘束したと通信アプリ「テレグラム」で発表した。独立系メディアによると、イワノフ氏はショイグ国防相の最側近の一人とされる。

ペスコフ大統領報道官は、ショイグ氏に事前通知されるとともに、プーチン大統領に報告済みと明らかにした。現地紙RBK(電子版)によれば、イワノフ氏は軍の官舎建設などの担当次官だった。

ロシアによるウクライナ侵攻が続く中での拘束は極めて異例。政権が長期化を見越し、国防省の綱紀粛正を図った可能性もありそうだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアのプーチン大統領(中央)に説明するイワノフ国防次官(左)。右はショイグ国防相=2018年9月、モスクワ郊外(AFP時事)

2024年04月24日 18時04分


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