プロボクシングの世界戦4試合は13日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座決定戦で、寺地拳四朗(BMB)がクリストファー・ロサレス(ニカラグア)に11回6秒TKOで勝ち、ライトフライ級に続く世界2階級制覇を果たした。寺地の戦績は24勝(15KO)1敗。
世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチでは、挑戦者の堤聖也(角海老宝石)が王者の井上拓真(大橋)を3―0の判定で破り、新王者となった。井上拓は3度目の防衛に失敗。世界ボクシング機構(WBO)ライトフライ級王座決定戦では、岩田翔吉(帝拳)がハイロ・ノリエガ(スペイン)に3回3分TKOで勝ち、2度目の世界挑戦で新王者となった。
WBAフライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)はタナンチャイ・チャルンパック(タイ)を2―1の判定で下し、2度目の防衛に成功した。
日本男子の現役世界王者は10人となった。
興行は2日間にわたって開催され、14日には世界戦3試合が行われる。
【時事通信社】
〔写真説明〕WBCフライ級王座決定戦で勝利し、喜ぶ寺地拳四朗(上)=13日、東京・有明アリーナ
〔写真説明〕WBAバンタム級タイトル戦で、井上拓真(左)を判定で下した堤聖也=13日、東京・有明アリーナ
〔写真説明〕判定でWBAフライ級のタイトルを防衛したユーリ阿久井政悟=13日、東京・有明アリーナ
〔写真説明〕WBOライトフライ級の新王者となった岩田翔吉=13日、東京・有明アリーナ
2024年10月13日 22時46分