27日投開票の衆院選は28日午前0時現在、自民党が小選挙区で75議席、比例代表で44議席を獲得し、合わせて119議席となった。
非公認を含め、自民派閥の裏金事件に関わった46人のうち、15人が落選した。自民は山形、鳥取、徳島、高知、熊本の5県で議席を独占した。公明党は比例で11議席を確保した。
立憲民主党は選挙区で52人が勝利した。比例を含め90議席で、公示前の98議席を上回る見通しだ。
日本維新の会は地盤の大阪で5選挙区を制し、京都でも1議席を確保した。比例との合計は16議席となった。国民民主党は選挙区6、比例7の計13議席で、公示前の7議席から伸ばした。
れいわ新選組は比例で6議席、共産党は比例で5議席を得た。社民党は沖縄2区で議席維持を、参政党は比例での議席獲得を目指す。
政治団体「日本保守党」は愛知1区で議席を確保した。
女性で当選を確実にしたのは27人。
【時事通信社】
〔写真説明〕報道各社のインタビューに臨む石破茂首相=27日午後、東京・永田町の自民党本部
〔写真説明〕開票センターで当選確実となった候補者のボードの前を通る立憲民主党の野田佳彦代表=27日午後、東京・永田町の同党本部
2024年10月28日 00時43分