小学校で銃撃、児童19人殺害=容疑の男子高生も死亡―米テキサス州



【ニューヨーク、ワシントン時事】米メディアによると、南部テキサス州ユバルディの小学校で24日昼ごろ、銃撃事件が発生し、少なくとも児童19人と教員2人の計21人が殺害された。容疑者の地元の高校に通う男子生徒(18)も駆け付けた警察官に撃たれて死亡したという。

対応した警察官2人も負傷したが命に別条はない。男子生徒は1人で犯行に及んだとみられ、ABCニュースは捜査当局者の話として、現場からライフル銃と多数の弾倉が見つかったと伝えた。小学校襲撃前には自らの祖母に向けて発砲したといい、当局が関連を調べている。

ユバルディは同州サンアントニオから西に約135キロ離れた町で、人口約1万6000人。現場となった小学校には児童600人弱が在籍している。

バイデン大統領は24日夜、日本から帰国した後すぐにホワイトハウスで演説し、「この痛みを行動に移すべき時だ」と述べ、銃規制の強化を議員に呼び掛けた。また、「いつになったら(規制強化に反対する)ロビー団体に立ち向かうことができるのか」と問い掛け、規制強化への国民の支持を訴えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕24日、銃撃事件のあった米南部テキサス州ユバルディの小学校(AFP時事)

2022年05月25日 12時57分


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