連合、賃上げ要求「5%程度」=水準引き上げ、物価高に危機感―23年春闘



連合は1日の中央委員会で、2023年春闘の闘争方針を正式決定した。定期昇給分を含めた賃上げの要求水準について、16年春闘以降続いた「4%程度」から「5%程度」に引き上げた。物価高で生活が圧迫される一方、実質賃金はマイナスが続く。連合は危機感を強めており、物価上昇分を反映させた大幅な賃上げを実現したい考えだ。

方針では、2%の定期昇給を前提に、基本給を底上げするベースアップ(ベア)は昨年までの要求に1%分を上乗せした「3%程度」とした。ベア要求は10年連続となる。

【時事通信社】 〔写真説明〕連合の中央委員会であいさつする芳野友子会長=1日午前、千葉県浦安市(連合提供)

2022年12月01日 18時02分


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