【ワシントン時事】米商務省が27日発表した2022年12月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比5.0%上昇した。伸び率は3カ月連続で鈍化し、21年9月以来1年3カ月ぶりの低水準となった。
伸び率は連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%を引き続き大幅に上回る一方、インフレの低下基調も示された。FRBは1月31日~2月1日の金融政策会合で利上げ幅を前回の0.5%から0.25%へ縮小する方針だが、その流れを後押しする内容になった。
【時事通信社】
〔写真説明〕2022年12月14日、米ニューヨークの店舗で商品を探す客(EPA時事)
2023年01月27日 23時34分