米、オスプレイの飛行継続=「正式な停止要請ない」―国防総省



【ワシントン時事】米国防総省のシン副報道官は30日の記者会見で、鹿児島県の屋久島沖で発生した米軍輸送機オスプレイの墜落事故後も「オスプレイの飛行を継続している」と明言した。日本政府は在日米軍にオスプレイの飛行停止を要請したが、その後も沖縄県ではオスプレイの飛行が確認されている。シン氏は「私が知る限り、正式な(飛行停止の)要請は受けていない」と語った。

シン氏はオスプレイの飛行に関して「安全性には注意を払っている」と主張。事故原因を調査した結果、「追加措置が必要だと結論付けられれば、必ず(対応)する」と述べた。また、行方不明者の捜索・救助活動に対する日本政府の協力に謝意を表明した。

【時事通信社】 〔写真説明〕米空軍の輸送機オスプレイ=2019年10月、ブダペスト(EPA時事)

2023年12月01日 07時24分


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