
財務省が2027年度一般会計予算の概算要求で、国債の元本返済や利払いに充てる国債費として、過去最大の36兆6386億円を計上する方針であることが25日、分かった。26年度当初予算に比べ5兆3628億円増やす。インフレや財政悪化への懸念を背景に長期金利が大幅に上昇する中、利払い費の増加が国債費を押し上げる。
同省は、利払い費の算定根拠とする長期国債の想定金利を3.8%(26年度は3.0%)に引き上げる方針。これに伴い、利払い費は26年度当初比27.2%増の16兆5888億円に膨らむ。
国債費を含む同省の概算要求額は15.1%増の38兆6948億円。26年度予算で1兆円を計上した自然災害など不測の事態に備える予備費は5000億円とする。
〔写真説明〕財務省=東京都千代田区
2026年08月25日 20時09分