南シナ海で初の合同軍事演習へ=ASEAN、インドネシアで式典



【バタム島(インドネシア)時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)は19日、シンガポールに程近いインドネシアのバタム島で、加盟10カ国が参加する初の合同軍事演習を前に式典を行った。政情不安が続くミャンマーのほか、加盟が内定している東ティモールも加わる。計11カ国による演習は、南シナ海南部の「北ナトゥナ海」で21~25日に実施される。

インドネシア国軍のユド・マルゴノ司令官は式典で「演習を通じ、この地域の平和と安定を促進させることがテーマだ。学び合える機会を生かしてほしい」とあいさつ。マレーシアとシンガポールの司令官も「合同演習はASEANの関係強化のためにも、とても重要だ」などと述べた。

〔写真説明〕19日、インドネシアのバタム島で、式典に臨む東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と東ティモールの軍司令官ら 〔写真説明〕19日、インドネシアのバタム島で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の合同軍事演習の式典に臨む各国の軍首脳 〔写真説明〕19日、インドネシアのバタム島で、取材に応じるインドネシア国軍のユド・マルゴノ司令官(左端)

2023年09月19日 18時11分


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