自民・石原元幹事長が衆院選不出馬=「後進に譲る」、政治活動は継続



自民党の石原伸晃元幹事長(66)は26日、自身が務める衆院東京8区支部長について、ツイッターに「後進に譲る」と投稿し、次期衆院選に立候補しない意向を表明した。27日に記者会見し、今後の対応を説明する。

石原氏は周囲に政界引退は考えていないと話しており、今後も政治活動は続ける。同党は石原氏の後任支部長を公募する。

石原氏は日本テレビ記者を経て1990年衆院選で初当選。当選10回。国土交通相や党幹事長、環境相などの要職を歴任した。党総裁選に2度出馬したが落選。党内では石原派(現森山派)を率いた。父親は故慎太郎元東京都知事。

2021年衆院選では東京旧8区で敗れ、重複立候補していた比例代表東京ブロックでも復活当選できなかった。岸田政権で内閣官房参与に起用されたが、自身が代表を務める政治団体が雇用調整助成金を受給していた問題の責任を取り、辞任した。

〔写真説明〕石原伸晃

自民党元幹事長

2023年06月26日 19時40分


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