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岸田首相「視察」で参院選てこ入れ=激戦区めぐりを本格化



夏の参院選を控え、岸田文雄首相が地方視察に熱心だ。5月は3週連続で日程を組み、首相としての公務と自民党総裁としての党務を、精力的にこなしている。参院選の勝利を目指し、今後も激戦が見込まれる選挙区を中心に、てこ入れを図る構えだ。

首相は21日、京都市で文化庁の移転先を視察。併せて同党候補の応援に駆け付けた。その後、大阪市に足を延ばすと、2021年衆院選の落選組らの会合に顔を出し、「政治の安定は重要だ」と参院選での支援を訴えた。

28日は山梨県でリニアモーターカーの実験車両に試乗する予定。14、15両日の沖縄県に続く改選数1の「1人区」入りで、地方議員の会合にも出席し、活動加速を呼び掛ける。

首相が地方行脚を本格化させる背景には外交日程もある。6月22日公示が見込まれる参院選の期間中、ドイツでの先進7カ国首脳会議(G7サミット)が控える。スペインでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席も検討しており、地方遊説に割ける時間は限定的だ。

6月の週末は、福島県などへの訪問を予定している。

〔写真説明〕21日、京都市上京区の京都府庁敷地から文化庁移転工事現場を視察する岸田文雄首相(手前)[代表撮影]

2022年05月27日 19時34分


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