天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(22)は11日、空路で佐賀県入りし、佐賀市で第78回国民スポーツ大会の陸上競技を観戦された。単独での地方公務は初めて。
この日は成年男子やり投げ決勝や少年女子三段跳び決勝などが行われ、愛子さまは眼鏡を掛けて観戦。選手に手拍子を送る一幕もあった。
説明役だった日本陸上競技連盟の尾県貢会長によると、愛子さまは観戦中、「足音が聞こえて臨場感がすごいですね」と述べていた。
続いて佐賀城本丸歴史館(同市)を訪問。同県出身で、愛子さまが勤務する日本赤十字社を創設した佐野常民をテーマにした寸劇が披露された。愛子さまは笑顔で拍手を送り、出演者に「大変迫力があって感動しました」と感想を述べた。
12日には県赤十字血液センターや和紙工房を視察し、同日帰京する。
〔写真説明〕出迎えた園児たちに声を掛けられる愛子さま=11日午後、佐賀県庁(代表撮影)
〔写真説明〕国民スポーツ大会の陸上競技を観戦される天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=11日午後、佐賀市のSAGAスタジアム(代表撮影)
2024年10月11日 20時34分